ブログ

佐久市 大工のケンサン

ケンサンが家族からもらったもの

投稿日時:2012/05/17(木) 22:35rss


この苦しみと悲しみをいつか乗り越えられるのか?

いつからだろうか、カミサンとの会話に言葉を選ぶようになったのは……

いつからだろうか?笑いの絶えない家庭が、暗く沈み始めたのは……

あの日に帰れることができるなら……もう一度……

三番目の子供が今年の2月に生まれ、幸せに満ちあふれていたケンサンの家庭。
幸せな未来を描いていたはずなのに……
いまでも夢であってほしい……

しかし突如として訪れた、医者からの宣告。
三男の虎汰郎の先天性の脳の奇形。脳梁欠損。嚥下障害。肺炎。百日咳。
このすべてが1ヶ月検診で判明した。

正直耳を疑った。隣でうなだれて涙を流すカミサン。
もう何もカミサンに声をかけられなかった。

そして自分の無力さを知った最悪の日だった。

奇しくも、その日は、長女ナナミの卒園式前日で、その後の長男龍汰郎の入園を控えていた。

上二人のお祝いに心から笑顔でおめでとうといってあげたかった。

ぎこちない親の笑顔に疑うこともなく喜ぶ二人を不憫に感じた。
虎汰郎は、歩けるのか?目が見えるのか?ご飯が食べれるのか?当たり前のことが当たり前にできるのか? それは親の欲なのか? 絶望と憂鬱……いまだに抜けることができない仄暗いトンネル。 未来への不安。ぶつけようのない怒り。 いつまで続くのか、この悲しい祈り。切ない願い。カミサン自身もこのままふさぎ込んでちゃいけないと、必死に自分自身と戦っている。今回の事はケンサン夫婦にとって意味のあること……しかしそれは受け入れることなのか? 妥協する事なのか?障害を持つ子の親として生きていくことを受け止めるのか?正直、今答えは出ない。いや出したくない。ケンサン自身あきらめちゃいない!乳児の脳の発達に期待するしかない! 最後まで足掻いてみよう。端から見たら悪足掻きかもしれない。だけど、あきらめきれないのです。虎汰郎が一人で生きていけるように親として全てを尽くす。そう決めたのです。神や仏にそれが運命と言われるなら、それを敵に回しても運命に贖い生きていこう。こんな楽しい人生はないさ!ケンサンには、カミサン、ナナミ、龍汰郎、虎汰郎、 そしてケンサンを取り巻く仲間がいるから!そして、いつかわかるはず……ケンサンがもらったものが……何なのかを……でも、もう気づいてるのかも、だから…それに感謝しなくちゃね……

コメント


ブログの内容見て驚きました。。。
医師から言われた時の両親の気持ち、上の2人を心から祝ってあげられなかった悔しさ・・・どれも想像を絶するものでなんと言っていいのか、、、
でもひとつ言える事はそれだけ親に愛情をもらっているのなら虎汰郎くんはひとりじゃない!!絶対よくなる!!!
子供のいやむしろ人間の生命力・成長は科学的な事だけでは計り知れないものがあると思います!!
陰ながらですが私も一緒に見守らせてください!
微弱ながら応援しています。

Posted by 偽ビッシュ at 2012/05/22 16:00:56+09 PASS:
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